働き方 [WORKS]
僕は保険代理店を営んでいます。
法人化はしていますが、家族総出できりもりする小さな会社です。
僕の性格を反映してか、良くも悪くも個性の強い代理店と言われます。
経営理念にはこうあります。
『お客様の明るい豊かな未来への懸け橋となる』
無難ですね。
しかし、他の代理店と明らかに違う点があります。
それは、僕が扱う保険という目に見えない商品は、人や地域と繋がるための手段であるという認識。
諸先輩方には馬鹿な事言うなとよく叱られます。
保険代理店なんだから保険を売ってなんぼだろって。
おっしゃる通りです。
でも、やっぱり僕は保険を売ることを目的とした会社に魅力は感じない。
出来れば、保険代理店は街のお寺や公民館のような存在でありたいと思っている。
こんな甘っちょろい考えで10年やってきました。
何故、全く経験の無い素人が、この街でやってこれたのか。
営業経験の無い僕は、ただひたすら信頼残高を積むことしか出来なかった。
もっと言えば、約束を守ることしか出来なかった。
前置きが長くなったけど、本題に。
こんな僕でも地域に必要とされる保険代理店として、この街に立っています。
自分でもビックリするくらい、ちゃんと立っています(笑)
ただ運が良かっただけかもしれませんが。
でも、僕も歳を取る。
次の世代にバトンを渡す時が来る。
そろそろ、こんな一風変わった保険代理店で働きたいという次世代の人材を探そうと思ってます。
もし希望する方が居れば、3年くらいは損保ジャパンにて修行してもらいます。
給料も固定給だそうです。今の僕の手取りより多いのだそうだ(泣)
結果が求められる世界だから、気軽にやってみなよとは言えない。
僕の真似をしたからといって結果が出る訳もない。
それでも、君がこの街に居て良かったと言われる仕事に興味があれば、声を掛けてください。
味気ない求人を出すのはうちには似合わない。
先日、東京仕事百貨に饗茶庵の風間さんの記事を見つけた。
素敵な記事だった。
中村さんなら、こんな変な会社をうまく伝えてくれるだろうか。
プリンシプル [WORKS]
海外通貨安って言ったほうが適切かな。
仕事柄、資産運用や資産設計の相談をお受けします。
私は長期分散投資推進派。
あまり日々の動きに一喜一憂するのはいかがなものかと。
私の同世代であれば、20~30年後を見据えた投資ってことになる。
そもそも、日々の株価に縛られる人生なんて楽しくないと思わない?
趣味に興じている最中も市場が気になってしょうがない。
そんなの私は絶対嫌だもんな。
まあ、投資への価値観は千差万別、十人十色。
自身の考えを押し付けるつもりは毛頭なし。
そんな私が最近取り組んでいること。
それはFX。
言ってる事とやってる事が全然違うじゃんってお叱りを受けそうだな。
あくまで勉強のためです。
昨日、ユーロ円を130円買のポジションをたてた。
みるみるうちにユーロは下落。
129円で損切り。
まあ、シミュレーションの話です。
その後、ユーロは124円まで下落。
リアルな世界だったらと思うと冷や汗が・・・
改めて、市場の予測は不可能であることを実感。
この日のFISCOが発表するレート予測幾らだったと思います?
130円00銭だよ~
プロの投資家が絶対のリターンを得て、一般投資家がカモられるというのは幻想だ。
プロ投資家はサルにも負ける。
最終的には自己の判断でお願いしますということで。
私は粛々と分散投資の道を歩みます。
新加入 [WORKS]
期待の新戦力は東京生まれ東京育ちのI先生。
田舎暮らしに憧れ、何故か高崎の法律事務所に勤務することに。
で、昨夜はI先生の歓迎会にお招きいただきました。
場所は『しゃぶしゃぶ洛楽』
閑静な住宅街に佇む名店です。
ここは何度か訪れていますが、脂身が甘く、全くしつこさが無い。
また、仕上げのうどんが絶品。ダシがよく出てます。
I先生は20代後半で既婚。
見た目は、私が描く弁護士に対するイメージ通りの正義感の強いクリーンな印象。
とにかく真面目そうなので、Y先生とは正反対のキャラクター。
事務所に厚みが出て、更なる発展が期待出来そうです。
Y先生が勤務弁護士だった頃からの付き合いなので、その彼が独立し、
地元で更に信頼を築き、大きく成長していくのが自分のことのように嬉しく思います。
Y先生、I先生、そしてスタッフの皆様、おまけでO税理士。
楽しい時間を有難うございました。
ご馳走様。
ユレル [WORKS]
気のせいか。
たまに不安になることがある。
まあ、これまで大して仕事で悩むこともなく、平坦な道を歩んできたからね。
こんな時もあるでしょ。
会社は実績も上がり、着実に成長している。
そんな時こそ、足元を見つめ直せっていうお告げかもね。
うちは保険代理店だから、『保険』を扱っているのは間違いない。
でも、ただ『保険』を売っているだけの会社ではない。
そもそも、この仕事を始めたきっかけは、地元高崎に住むお世話になった方々の
お役に立ちたいという想いからだった。それが、たまたま『保険』だった。
私は常に『信頼』を売ることを心掛けている。
その結果として『保険』という商品を購入いただいている。
だから、『保険』だけを売ることに何の目的意識も無い。
誰かの役に立てればいい。ただそれだけ。
これまで、ミッションは自分なりに整理されていたはずだが、
それを揺ぎ無いものとするためには、少し言葉が足りなかったようだ。
キーワードは『ミニマリズム』。
これに気付いたのは、AUDIデザイナー和田智さんの言葉がきっかけだった。
『ミニマルデザインは無駄な部分をそぎ落とすことが目的じゃない。心地よさを追求することだ』
wikiでは、主に美術・芸術の分野で使用される言葉で、装飾的な要素を最小限に切り詰めた
シンプルなフォルムを特徴とすると定義されている。私が注目したのは工学用途の以下の件。
まれにしか必要とされない汎用性・拡張性などのために、システムが肥大化することを避け、
必要最小限の機能に絞って設計すること
これを読んで、早とちりしないで欲しいのは、私が『必要な保障を必要な分だけ』みたいな
保険見直しセミナー講師と同じ感覚を持っていると勘違いしないでもらいたいんだ。
確かに、ミニマリズムを保険に当てはめて考えると、『必要な保障を必要な分だけ』になりかねない。
でも、その発想には、個人のライフスタイルは完全に置き去りにされ、もしかすると必要な部分をも
そぎ落とす危険性を持ち合わせている。
私の持論だが、ライフスタイルには、数字では計れない要素が多分に存在すると信じている。
保険設計で一番重要なのは、保険料の高い安いでもなければ、保障の大きい小さいでもない。
求めるべきは、『究極の心地よさ』だと思うのだが。
また若造が戯言をとお叱りを受けそうだ。
リセット [WORKS]
随分久しぶりですね。
最後にポストしたのが何時のことか。
まあ、義務感で書いてる訳じゃないからね。
自分が今の仕事始めて6年が経過。
独立開業してからは3年か。
本当に時間が経つのは早いなあ。
それだけ歳取ったってことだよね。
どうりで雪山で体がイメージ通りに動かない筈だ。
最近、立ち止まって過去を振り返ってみたり、未来予想図を書き直してみたり。
あらあら、随分遠回りしたみたい。
不器用で正直者(頑固者って言われるほうが多いかな)だから無理もないか。
でも、歩みは遅いが着実に理想に近づいているのも確かだな。
そんな時期だからか。
小さいけれど見過ごせない変化が目に付くように。
風向きが変わってきたような・・・
フォローだな。
煙 [WORKS]
お仕事で高崎市役所へ。今日は8階。
ご存知でない方のためにご説明しますと、高崎市役所は地上21階地下2階建て。最上階には展望レストランがあり、烏川と観音山丘陵を眺めながら優雅にお食事が楽しめます。
で、仕事で伺うことの多い市役所なんですがね。気になるというか、気にいらない点がひとつ。それはタバコ臭いこと。エレベータの降口が喫煙所であることもあり、どのフロアもタバコ臭が蔓延。
勿論、タバコを吸うななんて言いません。でも、もう少し場所を考えたほうが良くないですかね。私が吸わないから気になるのかな。でも良くないよね。こんなことで高崎の品を落としても誰も得しないし。
関係者の方、是非『前向きに検討(笑)』していただければ・・・。
お詫び [WORKS]
お客様から事故のご連絡。まだ学生さんだから、心配で仕方がないはずだ。学校の駐車場内での接触事故。相手は原付バイク。救急車で搬送されたそうだ。
こんな状況下、大抵の人は、何をして良いのか分からずに、ただ漠然とした不安に心を支配されてしまうものだ。
『何をしたら良いのでしょうか』という問いかけに、私はいつもこう答えます。
『被害者のお見舞いが先決です。まず病院へ行きましょう』
そして、私はこう付け加えるはずです。
『あとは何も心配しないで下さいね』
嘘かもしれない。この先、恐ろしい現実が待ち構えていることだってあるかもしれない。でも、心を落ち着つかせ、冷静な自分を取り戻すことが大切だ。
稀に、お見舞いは保険代理店の仕事という認識を持たれている方も居る。そういう価値観の方にとって、私は駄目な代理店かもしれない。交通事故は加害者になっても被害者になっても辛いものだ。そんな時、被害者の症状を気遣うのは当然のことだと思ってる。お見舞いもそんな気持ちの現れだ。
お客様をお守りすることも大事な役目ですが、事故の相手をお守りすることも同じくらい大事な役目なんだ。
マニア向け [WORKS]
高崎エージェンシーのロゴステッカーをシャレで作っちゃいました。名刺なんかをお願いしてるS氏にご協力をいただいて。
今回はカッティングステッカーです。シルクプリントのほうが単価は安いんだけど、貼ったときの質感はカッティングのほうが高級っぽい。S氏のボランティア価格無くして実現しえなかった品でございます。写真では分かりづらいけど、カラーは薄いグレー。
小ロット生産ですので、欲しいと言うマニアの方々、お早めにお声掛け下さい。特に大は極少数。ルールを守れる格好良い大人限定ですよ。
別に某代理店に対抗する気はありませんから・・・。
新サービス [WORKS]
当社ホームページに新サービス追加のお知らせです。
車検対象外の原付(125CC以下)、軽2輪(125CC超~250CC以下)の自賠責保険がインターネット経由でご加入いただけるようになりました。
詳しくは、ホームページ右サイドバーの『i自賠(アイ自賠)』バナーからお進み下さい。
インターネットにより、社会インフラが目覚しい進歩を遂げていることを実感しますね。
年賀状 [WORKS]
先日、お客様に配布する2007年度カレンダーと手帳が届きました。そして、そろそろ年賀状の準備ですね。名簿を整理してみたところ、今年の出状先は1000世帯弱。
ちょっと感慨にふけってしまった。だって、5年前に自分がこの仕事始めた頃の事を思い出したら・・・。確か最初の年は100枚にも満たない数だったような。
最近、特に強く感じているのは、『格好良いお客様』が増えたなって事。自分が良いと思って突き進んでいる道は、他人にはどう評価されているのか。時々不安になることもある。でも、こうやって当社を信頼して任せてくれる『格好良いお客様』が増えている事自体がその答えだろうと。
お客様は自分を写した鏡だと思う。志まで写る特殊な鏡。もっともっと『格好良い会社』になろう。