Q5試乗記 【アクティブセーフティー編】

導入編に続きまして、いよいよドライビング編。

プログラムは大きく分けて3つのカテゴリで分類され実施されました。

【アクティブセーフティ】
【ラフロード】
【高速周回＆スキッドコース】


では、まずは【アクティブセーフティー】からね。
ここでは、フルブレーキングからの急制動と、低μ路でのESP効果の体験。

直線コースで、停車状態からアクセルべた踏み。
目印のカラーコーン通過したら、フルブレーキング。
Q5は急制動時、ハザードランプが自動点灯するんだよね。

この時、最新ABS技術が体感できます。
メーター読みで80Km/h＋αだったと思います。
意外に制動距離短いんだな。

日本の教習所では、フルブレーキングを悪として教習するんだって。
確かにそうかも。
インストラクターは、これが交通事故多発のひとつの要因みたいな事も言ってたな。
極限の性能体験したことがないので、いざという時、思いっきりブレーキが踏めないんだって。

で、制動距離の話に戻るけど。
Q5は車高が高い、SUVのジャンルで括られると思う。
素人でも、車高が高い－＞重心高い－＞不安定みたいな構図は思いつく。

ところがどっこい、Q5は急制動時のノーズダイブ（前が沈み込む現象ね）が非常に少ない。
正確には後ろが浮きにくい設計なんだそうだが。
これが少ないということは、制動パワーが、4本に適切に分散されるって事だよね。
結果として、短い距離で止まれますと。

お次は、急制動時のハンドル操作。
側道から子供が飛び出してきたイメージだね。

急ブレーキにより、タイヤがロックした状態では、当然のことながらハンドル操作は無効です。
そんな時に効果を発揮するのがABS。

アンチロックブレーキシステムってやつです。
まあ、急ブレーキ時にも、ハンドル操作を有効にするための装置。
クルマが勝手にポンピングブレーキしてくれる装置。

自分が運転する前、コース下見したんだけど。
フルブレーキング目印から、回避する障害物までの距離、短っ。
何メートルくらいだろ。
10メートルくらいかな。
正確には分からないけど、ドライバーからすれば、極至近距離って印象。

これがまた、避けられるんだな。
しかも、結構余裕で。

普段、公道では絶対体験できないけど。
自分が運転している車の真の性能知っとくのは良い事だと感心。


最後は、低μ路でのESP効果検証。
車の滑り抑制装置みたいなもんです。
2段階の滑りやすい路面をテスト。
圧雪状態の路面と、アイスバーンの路面を再現。

水を撒いた特殊材質の路面なんだけど。
面白いように滑る。

急ハンドル、急アクセルを体験。
スリップしようとした時、ESPが作動して、タイヤへのトルク伝達を抑制。
要は、踏んでも余分なパワーが伝わらないようにしちゃう訳。

これなきゃ、確実スリップでしょっていうシチュエーションでも。
ある程度コントロールできちゃうんだもんな。

雪道でいざって時、こういう心構えが出来てるのと、そうでないのでは大きな違いがありですね。

いやあ、長くなっちゃたな。
お次は【オフロード編】

Q5試乗記 【導入編】

今日、解禁日ですね。
では、先週末に参加した、AUDI『Q5』試乗記を徒然なるままに。

私、クルマは大好きですが、テクノロジーについてはまるっきりの素人。
フィールについても、完全に個人的主観ですよ。

場所は栃木県栃木市にあるGKNドライブラインのテストコース。
施設に到着すると、既に午前中のプログラム真っ最中。


駐車場には、様々な輸入車が鎮座してますねえ。
今回の試乗に当選された方々のマイカーかな。
GOLF、TT、X3、3シリーズ、Cクラスあたりが多かったかな。

購買層を十分に意識した抽選結果でしょうね。
今回の試乗には500名の応募があり、その内の100名が当選したんだとか。
Q5は明らかにSクラスや7シリーズの所有者層がターゲットじゃないもんね。

ガレージ内には3台のQ5が鎮座。
しっかり、2.0TFSIと3.2FSIがじっくりチェックできる設え。

到着したのが昼前。
ガレージ内には昼食も用意されて至れり尽くせり。

近くのホテルのケータリングですが、これが結構美味しかった。
サンドイッチのような軽食から、カレー、うどん、塩焼きそば、炒飯の炭水化物系。
勿論、揚げ物系、フレッシュフルーツを中心としたデザート系も充実。
同行した家族も大満足。

プログラム開始まで一時間。
妻と娘と、展示車両をじっくり拝見。

Myメジャー持参で、荷室の容量チェック。
ギリギリ合格ですぞ！

内装のクオリティーは過剰な感じも無く好印象。
シートは可も無く不可も無く。

やはりクワトロだけに、後席センタートンネルの大きさが少し気になるところかな。
でもまあ、クワトロはアウディの肝の技術だし、これ抜きには語れないので了承。
4名乗車と完全に割り切れば全く問題なし。

実写を見るまで少し不安だったのが、前後バンパー下部、サイドステップの色。


3.2は薄いシルバー系塗装で、2.0は素材のままのブラック。
結果、ブラックでも全然OKでしょ。
ここんところは個人の好みで意見が分かれると思うけど。

一部のAUDIファンサイトで熱い議論が展開されてたドライビングポジションはどうか。
A4は左足の置き場が無く、不自然なドラポジを強いられるとの噂だったけど。

同じシャシのQ5にも言えるだろうと推測。
確かに右ハンドル仕様（これしか設定無し）の場合、左足ふくらはぎ周辺の出っ張りが大きいかな。
フットレストも噂どおり小さくて華奢。
でも正直、そんなに気にならなかったな。
半日の試乗中、それが気になって疲れが増すとかいった感じも受けなかったし。
でも、もし左があるなら、そっち選ぶけどね。

乗る前チェックは以上で終了。
次はドライブインプレッション。多分ね。

見栄

本日、予定通り栃木県へ。
AUDI『Q5』試乗のために。

GKNドライブラインのテストコース。
高崎の自宅から2時間弱で到着。

実は前日、試乗へは私一人で行こうかと妻に提案。
だって、半日拘束ですからね、テストコース内に。
試乗してる私はいいですが、残された家族は暇持て余しちゃうかなと思って。

まあ結局、それでも良いということで3人で出発した訳ですけどね。
試乗の詳細は別途書きます。
分割しないと書ききれない程の貴重な体験でした。

クルマ云々の前に、AUDIのホスピタリティーは素晴らしかったです。
ランチの設営、試乗プログラムの運営、笑顔。
同行した家族も予想外に楽しめたそうでホッと一安心。

で、乗った結果。
難しい問題に直面しちゃった訳ですよ。

Q5は素晴らしい車ですよ。しつこいけど、詳細は別途。
でも、私は何が必要でクルマを買い換えるのか。

スペースユーティリティー（Gentem T.T.が後席倒さず中積み出来ること）
これが一番だったよなあ。

私にオフロード性能必要だったかな？
基本シャシが同じ、A4アバントじゃ駄目だったのか？
こっちなら、SEパッケージにバング＆オルフセンつけてもまだお求め安い価格だし。
Q5の希望パッケージなら、X5の新古車もいけちゃうし。

こんな新たな悩みも楽しいんだけどね。

あっ、そうそう。
AUDIからの正式リリースは5/21だそう。
それまで、価格は内密にって事でした。
ディーラーから知らされた暫定価格と、ほぼ同じでしたよ。

さて、もう少し自問自答が必要だ。

レッスン

明日、乗ってきますね。

Audi『Q5』

栃木県のGKNドライブライン トルクテクノロジーのテストコースで。
Audiジャパンより、正式リリースが6月上旬とアナウンスがあったばかり。
一足先に濃密チェックしてきましょう。


先日、参加要綱がAudiドライビングアカデミーから送られてきたので一読。
ちょい乗りって感じじゃないんですね。

11:30 集合
12:00 ランチ
13:00 オリエンテーション
13:15 基礎レッスン
13:45 ドライビングプログラム
16:00 まとめ

半日たっぷりかかるんだな。

ちょっと外観内装チェックして、テストコースぐるっと一周てのイメージしてたんだけど。
同伴者の運転は勿論のこと、同乗も駄目なんだとか。

とほほ。。。
うちの場合、奥様のアシとしての乗り換え希望なんですけどな。
奥様のシートセッティングが一番の問題。
なにせ、背がちっちゃいもので。

まあ、家族には飽きたら宇都宮餃子ツアーズにでも参加してもらうとしよう。

試乗レポートはまた後日。

良縁

珍しく家でまったりしてた日曜日の午後。

自宅の電話が鳴りました。これも珍しい。
奥様は不審な顔つきで対応してるし。

何かの勧誘かなあ、なんて思ったら。

『Audi　カスタマー　なんちゃらだって』と奥様。
すると、うら若き（多分ね）お嬢様がおっしゃるじゃないですか。

『kohnen様をAudi Driving Experienceにご招待致します』

まさか北海道でのAudi『Q5』の試乗会が当たってしまったのか。
1組2名だけの特別なプログラムだが。

『B賞の栃木県テストコースでのご試乗です』

ですよね。

日時は5/16の土曜日PM。
クローズドコースでオン／オフ体験走行しちゃって下さい。
ナビゲーターは三橋淳氏。
軽食もご用意いただけるということです。

折角ご招待いただいたのですから、行ってみましょう。
栃木県。

『Q5』との良縁でしょうか。
正式リリース前にじっくり試乗して、最終決断ですな。
オフロード試乗なんて街のディーラーじゃ体験できないしね。

スパーカー

スーパーカーブームど真ん中の私。
今のクルマ好きは、この時代の影響が大きいのでしょうね。

あれから30年。

人がクルマに抱く憧れは随分と薄まったもんだ。
若者の興味は携帯電話みたいな身近なところにシフト。

私の学生時代、同世代の女の子が男を判断する基準の上位にクルマがあった。
それだけ、女の子がクルマに興味があったんだよな。
ある意味、所有するクルマで階級社会が形成されてたんだ。

そりゃ、男も夢中になるわ。

まあ、そんな話が唐突に思い出されたのも。
先日、AUDIのディーラーに伺ったとき。

正面入り口に鎮座する平べったい車。
『R8』がいらっしゃるじゃないですか。

初めてこんな近くで見た。
正規物が高崎近辺で2台はあると噂は聞いてましたが。

いい！
文句なしに、いい！！

理由なんかいらない。
とにかく、いい！！！

高崎なら、家が買えそうですけど。
それ以上の価値があると感じてしまった私は重症だな。

タイムリーにAUDIジャパン広報から。
上位バージョンの『R8 5.2FSIクワトロ』が発表されたじゃないですか。

525PSのモンスター。
0-100km/hは3.9秒だって。
Rトロニックで。

意外にもお値段1994万円。
2000万円を切ってのご奉仕価格。
『R8 4.2FSIクワトロ』の277万円増し。
安いと感じる私はやっぱり重症ですね。

末期

本国で発表されたこのモデル。

そうです。
BMW『X3』です。

末期モデルですけど、何か？

私の次期愛車候補はAUDI『Q5』であることは今でも変わってない。
でも、決心がつかないのも正直なところ。

そもそも、Q5がベストチョイスだとは思ってないんだ。
4WDでgentem『T.T』中積み出来て4人乗車が必須要件。
で、省燃費であれば更によし。

で、これにガッツリはまるモデルが無いだけでね。
消去法でQ5に決定。
これなら失敗は無いなって。

右ハンドルには少しだけ違和感あり。
やっぱり、基本設計は左でしょ。
なら、自然なレイアウトで乗りたいよね。

そんなQ5が正式に市場に出回るのはこの6月。
いよいよ最終決断だ。

そんな時期に本国では。
X3に『18d』なんてモデル追加してるし。

X3のパッケージは実車を隅々までチェック済み。
要件は十分満たしてるモデルだ。

これに、コモンレールの2Lディーゼル4気筒。
馬力は143PSと控えめながら、トルクは35.7Kgmと強力。
最高速度は195km/h。

十分でしょ。

そして最大のトピックは、EURO5クリア。
燃費は16.2Km/L。
文句なしだね。

正規輸入は無いだろうけどね。
でも、ALPINA『D3』の例もあるしな。

熟成の進んだ末期モデル。
こういう選択もありだな。

お別れ

あれだけ愛した連れとお別れする時がくるなんて。
でも、これが現実。


お別れしたんだ。
そう、アイツと。


ちょっとへそ曲がりだけど、ふんわりした雰囲気に満ちて、
いつも和やかな気持ちにさせてくれた。

楽しく同じ道を歩んできた。
君と一緒だと不思議と疲れなかったな。

沢山の楽しい思い出と、君としか経験できなかった事。
忘れないよ。






ありがとう、エグザンティア。

破格

いやあ～お久しぶりです。
半年振り？そんなには休んでないかな。

『最近更新されませんね』
と声掛けられる事もなくなった今日この頃。

ログインしちゃいました。

でやっぱり車ネタ。

まさかの展開。
ALPINAが『D3』の導入を正式発表しちゃいました。

いや、ほんと信じられないよね。

ディーゼルのツインターボだよ。
発表されたのが4/1だっただけに、エイプリルフールかと。

お値段も大変リーズナブルな698万円より。

あのホワイトレザー内装はオプションだろうね。
これだけは絶対外せないよな。
汚れ目立ちそうなんて気にしない気にしない。

世田谷ショールーム、覗きに行こうかな。

BMW ALPINA D3 BiTurbo（4ドア・リムジン　6MT 左ハンドル）
車両本体価格 ￥6,980,000（消費税抜車両本体価格：￥6,647,619）
日本導入台数 限定150台
導入モデル
（3ボディ・5タイプ） リムジン 左ハンドル 6速MT
リムジン 左ハンドル 6速AT SWITCH-TRONIC
リムジン 右ハンドル 6速AT SWITCH-TRONIC
ツーリング 左ハンドル 6速AT SWITCH-TRONIC
クーペ 左ハンドル 6速MT

性能 最大出力：157kW/214PS
最大トルク：450Nm/45.9kgm
0→100km/h：6.9sec.
最高速度：244km/h

職人気質

多忙につき、俗世間の動きに鈍感になってました。
そんな中、smartとエルメスのコラボが実現してましたね。

フランス国内限定で少量生産。
ル・パルナスさんが何台か輸入を計画してるらしいですが。

価格は600万円前後ではないかと。

ノーマルsmart『フォーツー』が200万円弱ですから。
お高いかなって思われる方が多数かな。

写真でもお分かりの通り、随所にエルメスらしさが光ってます。
エルメスのバッグがいくらすののか知りませんが、相当高いんでしょ。

そんなハイクラス革製品メーカーが本気で手がけた内装。
これだけで十分価値ありでしょうね。
リッターカーに600万円という馬鹿さ加減が気に入った。
個人的には、面白いと思いますよ。

でも、欲しいかと言われればそうでもないし、自分では買いませんけどね。